主婦と生活社 採用2018

殺人事件、介護、不倫…。“現場”の人の思いを
読者の心に少しでも残そうと努力の日々です。

2012年入社(新卒採用)
『週刊女性』編集部

芹口 由佳Seriguchi Yuka

なぜ出版社? どうして主婦と生活社に?

出版業界、シュフセーのどちらにも、“結果的に、本気になれた”からです。大学に入学した当初からマスコミには関心がありましたが、それは漠然としたものでした。出版に思いが定まったのは3年生のときの夏。そこに至るまで、テレビ、ラジオ、出版の現場を、興味の赴くままに体験してきました。憧れのイメージがガラガラと崩れていくなか、最後まで関心が消えずに強まっていったのが出版業界でした。
会社選びも同じ。“もっと知りたい”という思いが選考を重ねるたびに強まり、自分の志望していた『週刊女性』以外のシュフセーの出版物も、ほぼ全誌読み漁りました。気付いたことはシュフセーの出版物には、読者との距離を縮める“妙な親近感”があること。それが夢中になれたひとつの理由かもしれません。

これが私の仕事です。

「卵子凍結」「母乳バンク」「親の介護をどうする?」「本当にあった怖い不倫実話集」「マンネリセックス解消法」「(福岡)母親暴行殺人事件」。これらは私が近年担当した記事の一例。事件取材では、現場周辺を地道に聞き込み取材し、特集記事では、介護経験者や虐待被害者などに、デリケートな実話を取材することもあります(不倫やセックス話の取材も、いろんな意味でデリケートです)。それから、“死生観”をゲストに語ってもらう新連載の担当として、芸能人・作家・文化人にインタビュー取材を行なっています。

ウチの編集部はこんな雰囲気です。

週刊女性編集部は、グラビア、10ページ特集、実用、芸能、社会と分野ごとの班に分かれて、計50人以上のメンバーで毎週一冊の雑誌をつくっています。基本的には単独でこなす仕事ばかりですが、ホーム(編集部)に戻れば、ねぎらいの言葉が飛び交う温かい職場です。タイムリーなものを追いかける仕事柄、(時は少し遡りますが)「じぇじぇ!」「倍返し!」なんて言葉が、そこここで飛び交うことも…。

今だから言える新人時代の失敗エピソード。

「『週刊女性』で○○さんに取材を申し込んだ人はいない」と上司に言われ、とある大物解剖学者の方に張り切って取材依頼したときのこと。各誌から引っ張りだこで、お忙しい先生の気を引くために、少しばかり奇をてらった依頼の手紙をお送りしました。私がその先生に抱くイメージの現代アート写真が写っているポストカード(つまり、絵ハガキです)に、横書きで取材の依頼を綴ったのです。
結果、(人生史上3本の指に入る緊張を味わいながらの)取材が実現! ですが、上司から「よく取材を受けてもらえたね。何と書いたの?」と聞かれ正直に答えると、「その依頼方法は前代未聞! 失礼スレスレだよ」と苦笑混じりに注意を受けてしまいました。そして未だに飲み会の場でネタにされています…。皆さん、誰かに取材を申し込むときは、普通の縦書き便せんで依頼してくださいね(笑)!

「この仕事をしていてよかった!」と思う瞬間は?

普通に生活していたら絶対に会えない人と話ができ、特殊な経験をたくさん味わえることでしょうか。事件取材の過程で、関係者宅に偶然居合わせたお坊さんから説教をされ、しなくてもいい経験に落ち込んだこともあるのですが…(笑)。
それから、「いい記事だった」「面白かった」と、読者や周囲から反響をいただいたときは嬉しいですね。取材過程の苦労が報われる瞬間です。お坊さんに叱られたことも、たちまち笑い話にすることができました。

仕事をするうえで大切にしていることは?

読者の興味をひく記事をつくるのは大前提ですが、記事を読んだ人の心の中に、“魚の小骨”のような、小さな引っかかりを残せればいいな…といつも思っています。つまり、読者が何かに思いをめぐらせたり、改めて考えたりするためのきっかけづくりがしたい、ということ。厚かましい話かもしれませんが、そんな勝手な使命感を、日々のモチベーションにしています。

主婦と生活社を目指している方たちへ。

この仕事をしていると、本当にいろんな人と関わることになります。時には他者の人生に足を踏み入れることもあります。そんな体験を重ねるうち、「表立っては見えない“他人の気持ち”を常に想像できることが、編集者としての“強み”になるのではないか」と、思うようになってきました。そんなふうに人と接することができる方なら、きっといい編集者になれるはずです。まだまだ私もその訓練の最中ですが、一緒に“修行”ができることを、心から楽しみにしています!

【ある多忙な1日のタイムスケジュール】
7:00 「母親暴行殺人事件」取材のため、福岡出張4日目(この日が取材最終日=入稿日)。前日も深夜まで張り込みだったが、成果得られず…。関係者宅前で、外出時を直撃したい。7時に現場入りし、張り込み開始。コンビニで急遽購入したマフラーで寒さをしのぐ。
9:00 チャンス訪れる。被害者をよく知る隣人が出てきた。「急いでいる」という隣人と一緒にバス停まで歩きながらの強行取材(約4分)。再び関係者宅前に引き返し、張り込み再開。
10:00 関係者現れるも、あっさり取材拒否。残りわずかな滞在時間で、警察署へ行って、2度目の取材。
12:00 飛行機で羽田へ。機内で取材データを整理し、タイトル、記事構成をノートに乱筆。機内で上映している映画は、見たくてもぐっと我慢…。入稿が終わるまでお預け。
15:00 帰社。デスクに取材報告を済ませ、急いでタイトル、デザイン出し。データ原稿を書き始める。知らない土地で人の冷たさに触れてきたせいか、先輩記者たちからの「お疲れ様」が心にしみる…(安堵)。
20:00 ライターさんに原稿を預け、今週分の取材はひと段落。担当している連載のインタビュー原稿を書き始める。3本分仕上げたいところだが、2本で手一杯…。連載の新しい取材対象者を選定し、アポ取りの手紙執筆。出張最終日の、決して清潔ではない身なりが気になり始める時間。うぅ、ごまかせない…。
27:00 入稿完了! 飲みに行きたい気持ちより、お風呂に入りたい気持ちが先行し、おとなしく退社。翌日に控えた大学の先輩の結婚式のため、疲労と美容の回復を図る。

担当雑誌

『週刊女性』

MASSAGE BORAD

17/03/01
3月1日より、平成30年度採用の募集を開始します。 エントリー締切は5月9日(火)となります。
17/02/28
平成30年度採用の募集要項および 選考スケジュールを公開しました。 平成30年度新卒採用の募集は3月1日(水)より開始となります。