主婦と生活社 採用2018

「新しいもの」に飛びつく好奇心を原動力に
様々なカタチでビジネスを展開しています。

デジタルコンテンツ事業部長

八代 善剛Yashiro Yoshitake

変わらなければ生き残れない、
それを実感するデジタルビジネス

デジタルコンテンツ事業部は、当社の刊行物をデジタル化し、旧来のプラットフォーム以外のフィールドでマネタイズを考えようという部署です。手がける業務のなかで「電子書籍」「電子雑誌」の売上げが大きいのは当然ですが、『コットンタイム』の型紙ダウンロード販売や、プリント・オン・デマンドなど、それ以外にも「場」はあります。昨今ではNTTドコモの「dマガジン」のような雑誌読み放題サービスからの売上げが伸びており、社内での当部の存在感も増してきました。とはいえ10年存続するIT系のサービスはなかなかありませんから、我々も「次」のための準備は怠ってはいけません。

右肩下がり、制度疲労を起こしつつある
出版業界を打破できるのは?

ここ20年の本の売上推移を見れば、この業界を志望してはいけないと気づくべきではありますが(笑)、それでも出版社で働きたいという方は応援したいですね。改善すべき点ばかりのこの業界スキームを変えられるのは、間違いなく私の世代ではありませんから。
当社も2015年、書籍のデジタル化へ大きく舵を切りました。原則、刊行物は同時電子化、もしくは6ヶ月後をメドに電子化する、というのが社内ルールで、これによりタイトル数も売上げも飛躍的に伸びています。「電子書籍が紙の売上げを大きく侵食することはない。多少減ってもトータルで上回る」という昨今の考え方も、かなり浸透してきたように思います。
とはいえ、現状の「電子書籍」は欠点も多く、「紙」には到底かないません。でも、だからこそ全否定するのではなく、どうすればよくなるのかを一緒に考えてほしいと思います。「私は紙の本のほうが好きなので…」って…電子書籍担当だって同じですから!

週刊誌は月曜日、月刊誌は発売1週間前
意外と多いルーチンワーク

現在、部署の人員は3名。デジタルというと「臨機応変」な対応が求められるような気もしますが、実際はルーチン的な作業も多くあり、ともすると一日黙々とパソコン作業で終わるということも。特に『週刊女性』の場合は火曜発売でありながら、電子化用のデータが届くのは月曜日朝。ほぼ1日かかりきりになります(月刊誌は多少余裕があります)。そのため、スタッフにはできるだけ担当編集部に顔を出し、どのような要望があるのかを拾い上げるようお願いをしています。結果として「雑誌連載の書籍化したいが採算的に難しい」というコンテンツをボーンデジタル(紙からではなく、電子書籍を最初にリリースする)で出したり、紙の本にはない電子版限定の特典をつけたり、前述の型紙のダウンロード販売など、成果も生まれています。
また、電子書籍は紙に比べて数字の把握も比較的容易なので、「タイトル別」「編集部別」「発売書店別」などのデータ作りも大事な仕事です。関係各部署に提供して売上げの把握や販売促進に活かしたり、次回作の参考資料にしたりなど自分なりに分析し、業績アップに尽力しています。

スペシャリストでゼネラリスト
だけど本当に必要なのは…

デジタルコンテンツ化の仕事は下版データの取り寄せ、つまり書籍や雑誌の校了後から始まります。社内で電子書籍ファイルをビルドするか、社外の制作会社に依頼するか、いずれにせよ事前に権利処理は済ませ、正確なスケジュールを立てる必要があります。校正時には校了紙や刷り出し、もしくは見本誌を用意し、間違いがないか確認、そして電子取次や電子書店に配信を依頼します。配信後には著者や編集者にKindleなどのアドレスをお知らせしたり、その後は販売促進、経理処理、印税計算、支払報告など、さまざまな種類の業務も当部で行います。つまりスペシャリストでゼネラリスト、どちらも資質も求められる感じです。私も、編集部や販売部、宣伝部などに在籍していたときのすべての経験が今、役立っています。ですが、あえてひとつ、この部署にもっとも必要な資質は?と問われたら…交渉力をあげますね。
さて最後になりますが、いまや他コンテンツ産業と同じように、制作したタイトルを様々なカタチでマネタイズする必要性に迫られている出版業界ですが、見方を変えればデジタルという無限の可能性を秘めた「武器」を手に入れたともいえます。そしてこの武器をどう使えばいいのかというアイデアは、やはり「変わること」を恐れず、むしろ楽しめる人間こそが持っているのではないでしょうか。出版は衰退しているわけではなく、雌伏しているだけです。時が来たら飛び立ちます。それがいつになるのかは、あなた次第です(笑)。

MASSAGE BORAD

17/03/01
3月1日より、平成30年度採用の募集を開始します。 エントリー締切は5月9日(火)となります。
17/02/28
平成30年度採用の募集要項および 選考スケジュールを公開しました。 平成30年度新卒採用の募集は3月1日(水)より開始となります。