主婦と生活社 採用2018

世に役立つ情報を、どれだけ多くの人に届けられるか。
異業種とのコラボが、編集者の新たな可能性を拡げる!

『ライフ・プラス』編集長

新井 晋Arai Shin

『ガッテン? ばあちゃんがよく見てる番組だ』
というアナタへ

「ガッテン? あ~、うちのばあちゃんがよく見てるNHKのテレビ番組だ。へぇ、それをもとにした雑誌なんてあったんだ。知らなかった……」。そんな感想を持つ人が多いかもしれませんね。そう、20代前半のアナタにはピンと来ないかもしれませんが、中高年層に絶大な支持を得ているあの番組の関連雑誌『NHKガッテン!』を、ぼくらの編集部(ライフ・プラス編集部)では作っています。
テレビ番組がらみの出版物を作っていると、同業の編集者から酒の席などで「本や雑誌が好きで出版社にいるはずなのに、なんでテレビ番組の関連本なんて作るの? ツマラナイんじゃないの~」なんて言われることがあります。でも、ぼくに言わせれば、異業種(テレビ)の方々と積極的につながっていく面白さに気づけない編集者が多いうちは、「オレたち、まだまだ、イケてるな」と密かに思うわけです。
出版という狭い世界のロジックと人間関係だけで本を作っていると(それはそれでとても奥が深く、面白いのですが)、どうしても視野の狭いモノづくりをしてしまいがちです。編集者として異業種の方々のさまざまなコンテンツと絡み始めてもう10年以上が経ちますが、いわゆるフツーの出版企画だけをやっていた当時と比べると、圧倒的に“編集者としての幅”が拡がったという実感があります(拡がりすぎたのでは?という人もいますが……)。異業種の方々のこだわりに接したり、表現方法の違いを理解するようになると、改めてぼくたち編集者にとって「出版表現とはなんなのか?」という問題を深く考えざるを得なくなり、編集者としてのスキルが深まったと感じています。

フツーの雑誌とは違う考え方で
作られている"特殊な雑誌"

食・健康・暮らしをテーマとする素晴らしい雑誌は出版界にいろいろあります。でも、テレビ番組の『ガッテン!』は、出版界では考えられないような労力をかけて番組を制作しているので、それらの雑誌ではなかなか発信できないようなお役立ち“新常識”情報を毎週、発信できています。なんで、そんなことができるのかって? なにしろ、毎週毎週のひとつの放送回を作るのに、担当のディレクターが3か月もそれだけにかかりっきりになり、さらには数多くの専門スタッフたちがさまざまな知恵を加えて作りこんでいるのです。残念ながら、いまの出版界の制作現場状況からすると、それだけの労力をかけた“ガッテン情報”の質の高さには、なかなか太刀打ちできない部分もあります。ぼくらの雑誌が、なぜ同ジャンルの雑誌のなかで圧倒的に強いのか? それは、その質の高い番組情報をふんだんに使うことができるからといえるでしょう。
とはいっても、話はそう簡単なものでもありません。番組内容をただ単に雑誌に移植しようとしても、多くの読者に喜んでもらえるわけではないからです。そりゃそうです、テレビと雑誌は、その表現方法や媒体特性がまったく違うわけですから。雑誌で使える方法論もあれば、雑誌独自に考えなければならないこともあります。ぼくらの雑誌では、質の高い番組情報をどのように表現すれば読者に伝わりやすくなるのか、雑誌を買ってくれる読者の方々がどのような誌面を求めているのか、新たな付加価値をどのように付ければ効果的なのかなどを徹底的に考え抜いて、日夜、誌面づくりのさまざまな知恵を絞っています。そのおかげで、読者の読後満足度は非常に高く、号ごとに読者ハガキの数は増え続け、なんといまでは毎号何千通もの読者ハガキが編集部に寄せられるようになっています。
ちょっとキマジメな話になっちゃいますが、世に役に立つ情報をどれだけ多くの人にきちんと届けられるかは、編集者のミッションのひとつです。その実現のためには、従来の編集者像にとどまらず、テレビやネットなど業界外の人たちと“積極的に、かつ深くタッグを組む”ことがますます必要な時代です。ただ「よい 本を作る」という思いだけでなく、従来の編集者の仕事の枠を拡張させるようなチャレンジングなこともやっていきたい――好奇心旺盛で従来の発想に縛られていない、そんな想いをもった人たちに、ぜひこの業界に多く入ってきてほしいと思っています。

節操なく、小うるさく
マジメで、和やかな編集部!?

ひとしきり、『ガッテン!』の雑誌のことばかり語ってしまいましたが、この編集部では、それ以外にもさまざまな本を出しています。たとえば、30万部を超えるヒットを記録したダイエット本や10万部超のおそうじ本、健康ストレッチ法を紹介するDVDブック、出産・育児本など、いかに読者にすぐに役立つかを徹底的に追求した実用書も出しています。また、これからの超高齢社会を生き抜くための指針を提供する『老人漂流社会』や『アルツハイマー病を治せ!』など、NHKスペシャル取材班を著者とするジャーナリズム系の本なども出し始めました。
改めてこうやって列挙してみると、多くの人の関心を呼ぶテーマで役に立ちそうなものなら、節操なく、なんでもやっていますね。編集部に明確な軸がないことがすぐにバレてしまいますが、本当のことなので仕方がありません(笑)。でも、10名ほどの編集部員は“まっとう”な人たちばかりで、みんなで協力しあいながらも一人ひとりが自立して仕事をしているので、現場の雰囲気はとても和やかです。あえてひとつ問題点(?)を挙げるとすると、本作りに対してとても“マジメ”な人たちばかりなので、一つひとつの原稿や誌面に対して 「読者に伝わりやすくするためには、ああすべきだ、こうすべきだ」と、いちいち小うるさい現場でもあります。

"編集者"に
徹底的にこだわってほしい

ぼくは9年前に当社に移ってきた“転入組”です。何社も転々としつつも編集者をずっと続けてきている自分が、編集者志望で就活中の皆さんに対してお伝えしたいことは、「“編集者”への思いが深くないと、いい本作り・雑誌作りはできない」ということです。
「編集者とは何ぞや?」ということは、現場に入らないと正直よくわからないかとは思いますが、皆さんの心の中にはすでに、なにかしらの“編集者像”があるはず です。それは、コミック『バクマン。』のマンガ編集者かもしれないし、幻冬舎の見城さんが語る文芸編集者かもしれません。あるいは映画『プラダを着た悪魔』のファッション誌編集者かもしれません。どれも、編集者のある一面の真実を描き出していると思います(モチロン、すべてを描ききっているわけではありませんが…)。そのどれもに共通していえるのは、強烈な想いで本作り・雑誌作りをしているということです。この職業(仕事)に対しての強い思いがなければ、よいものは生み出せない! それが二十数年、さまざまな会社で編集者を見てきた、そしてやってきたぼくの結論です。
会社組織なので人事異動はつきものですし、当社に入社したとしても最初の配置が編集部ではないかもしれません。でも、「編集者ができないくらいだったら辞めてやる!」という決意を心に忍ばせているくらいの人と、ぜひ一緒に仕事がしたいと思っています。
う~む、なんか、会社の人事担当のエラい人に「何を書いているんだ、オマエは!」と、怒られそうな内容の文章になってしまいました(苦笑)。怒られるのはイヤなので、ひとこと付け足しておきますと、耐えることができることも、編集者にとって非常に大事な資質です…。
とにかく、熱~い思いを持った本の作り手・雑誌の作り手志望者たちが数多くこの会社に集い、面白いことを一緒にできるといいなと思っています。

MASSAGE BORAD

17/03/01
3月1日より、平成30年度採用の募集を開始します。 エントリー締切は5月9日(火)となります。
17/02/28
平成30年度採用の募集要項および 選考スケジュールを公開しました。 平成30年度新卒採用の募集は3月1日(水)より開始となります。